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レーシックの基礎知識

ウェーブフロントレーシックは「収差」を調整する

ウェーブフロントレーシックの目的は、レーシックイントラレーレーシックとは少し異なっています。

上の3種類のレーシックの目的は、眼の見え方を向上させるという点では共通していますが、ウェーブフロントレーシックは「収差」を調整するための術式なのです。

ウェーブフロントレーシックの収差調整とは

収差という言葉はご存知ない方が多いと思いますので、わかりやすく説明します。

私たちが物を見るときには、角膜で無数の光(情報)を集めてそれを収斂(しゅうれん)させて網膜上で読み取ります。

網膜上に合わせた焦点というのは一見ひとつにまとまっているように見えますが、実はそれらの光は完全に一点に集まっているわけではなく、各光が通過する角膜の位置や形状によって到着位置にばらつきが出てきます。

そして、その影響で、私たちが眼で見るイメージも少しだけぼやけてしまうことがあります。

この光の微妙なばらつきを最新の装置で測定・分析し、その収集したデータに基づいてウェーブフロントレーザーを照射し、角膜の形状を細密に調整するのがウェーブフロントレーシックです。

ウェーブフロントレーシックは、高次収差による視力のトラブルを抱えている人に有効な手術です。

上記の光のばらつきが小さい場合を低次収差といい、大きい場合を高次収差と呼びます。

低次収差は、メガネやコンタクトや他のレーシック手術で調整できますが、高次収差は、このウェーブフロントレーシックでなければ矯正できません。

また、矯正する対象が異なりますので、イントラレーシックやエピレーシックやラセックなどと組み合わせて手術を行うことが可能です。

ウェーブフロントレーシックのメリットとデメリット

ウェーブフロントレーシックのメリットは、より高質な視界を得られる可能性が広がることです。

デメリットとしては、まずウェーブフロントレーシックを行えるクリニックの数が少ないことです。

角膜に関する正確なデータを収集して分析・解析ためには高度な医学的技術が必要ですので、担当医師の技能によって結果に差が出やすいこと。そして、新しい手術であり過去の症例数が出そろっていないことから合併症などについてのリスクが完全に把握されていないことなどです。

ウェーブフロントレーシックを行っているクリニックは神奈川クリニック眼科です。